福寿しの歴史
老舗寿司屋の歴史紹介
福寿しは昭和37年7月に、初代店主:島田昌彦と妻、辰子と福井県坂井市三国町桜町(旧.福井県坂井郡 三国町桜町)、九頭竜川河口沿いの8坪程の店舗で創業し、まもなく55年を迎えます。
初代店主、昌彦は県外の寿司店を渡り歩き、修業時代に妻、 辰子と出会い所帯を持ち、地元の坂井市三国町で寿司屋「福寿し」を始めました。
その後、昭和48年9月に現在の店舗「三国町駅前通り」に移転し、二代目店主:島田英彦 が暖簾を受け継いで現在に至ります。
立ちの寿司屋(寿司専門店)を親子2代で、地元密着型の商売をしています。地元のお 様や観光客様に来店していただき、三国漁港水揚げの新鮮なネタと職人が高い技術でにぎる お寿司を提供しております。また地元のお客様の自宅に出前販売もしております。
これからも地域に根付き、皆様から愛される「寿司屋」を続けられるように、日々精進
してまいります。
これからも末永くご愛願の程、宜しくお願い致します。
老舗寿司屋 福寿し 『すしネタ』
赤身のネタ
「赤身」のタネにはマグロの赤身や中トロ、大トロ、カツオがありますが、実態としてはマグロ類にはクロマグロ(ホンマグロ)、
メバチ、キワダ、ビンナガ、インドマグロ(ミナミマグロ)、大西洋マグロがあり、
キハダ類にはマカジキ、メカジキ、シロカワカジキ、クロカワカジキ、バショウカジキがあります。また、サケ、マスも伝統的な赤身ダネです。
白身のネタ
白身」のタネにはタイやヒラメを筆頭に、
サワラ、カレイ、スズキ、カンパチ、シマアジ、ブリ、ハマチ、イサキなどが使われます。
昔のすし店では限られた種類の白身しかありませんでしたが、
戦後の冷凍・冷蔵設備の向上や輸送の進展によりその種類は時代とともに増えています。
光もののネタ
「光もの」として扱われるのはコハダ、アジ、サバ、キス、サヨリ、カスゴ、イワシ、サンマ、イボダイなどがあり、これらは多くが酢でしめられて使われるのが大きな特徴です。
しかし、近年はアジ、キス、サヨリなどは生のまますしににぎるところもあります。
煮物のネタ
「煮もの」のタネはアナゴをはじめ、
イカ、アワビ、ハマグリ、タコ、シャコなどがあります。イカやアワビは、現在では生で供することが多くなっていますが、
伝統技術を残すすし店ではアワビの塩蒸しや煮アワビ、
煮イカのすしをいまだに煮ものダネとして供しています。
加熱調理したタネという観点から、
玉子焼をここに加える考え方もあります。
貝類のネタ
「貝類」は原始時代の貝塚の発見に見るとおり、
日本人の食用としては古く、すしとしての歴史も奈良時代の記録にはすでにアワビ、イガイのすしの名が見られ、
江戸前ずしとしても古くから使われてきました。
ただし、昔は二杯酢や三杯酢に漬けてからすしににぎっており、
現在のように生でにぎるようになったのは関東大震災以後のことです。
赤貝、トリ貝、タイラ貝(タイラギ)、アオヤギ(バカ貝)、
アワビ、ホタテ貝が標準ダネとされます。
福井県坂井市のご当地グルメ情報誌
「越前坂井うららの極味膳」
老舗寿司屋 福寿し.アクセス
店舗のご案内 | |
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店名 | 福寿し /寿司.魚介料理.海鮮料理.海鮮丼 |
住所 | 〒913-0046 福井県坂井市三国町北本町2丁目1-45 三国町駅前通り/みくに文化未来館前 |
TEL.予約 | 050-5593-1257(予約専用番号/食べログ「ヒトサラ」) 0776-81-3168 (お問い合わせ番号/福寿し) |
交通手段 | 越前鉄道三国駅.電車か京福バス三国駅で下車、駅を背に右折、徒歩3分。
店の前に、みくに文化未来館。三国駅から159m |
営業時間 | 11:30~14:00/ランチ営業.17:00~22:00 火曜日.定休日(火曜日が祝日の場合は、営業となり、翌日がお休みとなります。) |
席数.駐車場 | 44席(カウンター13席・小上がり5名様用・小上がり6名
様用・二階20名様 。) 有/無料(10台) |
予算 | 『昼』¥1,800~¥2,999(ランチ営業有り) 『夜』¥3,000~¥5,999 |
福寿し:アクセスマップ
越前鉄道三国駅から電車または、京福バス三国駅で下車、
駅を背に右折、徒歩3分。
店の前にみくに文化未来館。龍谷寺、手前
三国駅から159m。
営業時間
11:30~14:00
17:00~22:00
ランチ営業、日曜営業
定休日
火曜日(火曜日が祝日の場合は、営業となり、翌日がお休みとなります。)
※三国サンセットビーチまでは、車で4分。※東尋坊までは、車で8分ほどです。
- JR西日本.芦原温泉駅: 車20分
- えちぜん鉄道三国芦原線.三国駅: 徒歩3分
三国港、地のさかな、地酒にこだわる
『福井県寿司商生活衛生同業組合』引用
福井県ほど春夏秋冬が明確にわかる所はありません。
とりわけ冬の厳しさと春がいっせいに花開く時の景色の美しさは絶品です。
自然と大地の声がハッキリと聞こえてきます。
この痛い程厳しい自然界の条件が、
福井県の海・里・山から採れる食べ物を美味しくしてくれるので しょう。
雪とは違う“天からの贈り物”があるように思います。
美味しい地酒が可能な条件に「水」があげられます。
「米」はもちろんですが、伏流水としての水がポイントとなります。
醸蔵元の団体である福井県酒造組合連合会の話によると、
九頭竜川を始めとして県内には上質の伏流水が豊富にあり、
それが福井の地酒を美味しくしているそうです。
人間の暮らしに必要な「水」は、酒にとっても必需品なのですね
福井県人はコシヒカリが福井県生まれの特産品種だということをよく知っています。
しかし他県の人は、コシヒカリのコシを越前のコシではなく、
越後のコシと思い違いしているケースが案外多いのです。
福井県で酒米として知られているのは「山田錦」や「五百万石」など。
厳しい自然と恵まれた大地、そして美味しい水から生まれる福井県の「米」なのです。
巻きずしに「そばずし」というものがあります。
福井特産のそばを使った味は格別のものです。
これを「酒の肴」にする人なんて、なかなかの“通”ですね。
またこのそばと酒がぴったりな美味しさのハーモニーを醸しだしてくれるのです。
福井県の風土が生んだ伝統的な郷土料理を肴に地酒を飲み干すなんて、
まさに至福の境地です。酒が美味しくて肴が美味。
福井県生まれの美女は、しばしば「水仙」にたとえられます。
厳しい自然に耐えられて楚々と生きる美しさからきています。
なるほど、美人が多いですよね・・。
福井県内のミスコンテストでは、ミス・すいせん、ミス・フェニックス、
ミス・めがね、古城美人、ミス・コシヒカリ・・どれだけの“ミス美人”がいるのでしょうか。
ただひとついえるのは、福井の地で生まれ育ったこと。
10月1日は「日本酒の日」、11月1日は「すしの日」です。
どちらもとりたててコレという理由はありません。
いってみれば、季節の旬を大事にしていること。
10月1日は米の収穫の嬉しさと感謝がありますし、
11月1日は晩秋の趣ありで、冬の味覚の登場宣言です。
季節や旬を大切のする「すし」と「酒」、春夏秋冬鮮やかな福井県うれしい限りですね。
すし屋でのマナー
「手でたべるの?箸でつまむの?」
寿司は、「江戸前の時代から手掴みで食べるものと相場が決まっている。」とよく言われますが、正直「その人にとって食べやすいのでもいいんです。」しかし、箸でつまむと崩れてしまったり手で掴むと手の温度が移ってしまったりと、一長一短です。結局のところ、手も箸も「綺麗に寿司を食べるためにある」のです。
箸でつまむ時は優しくネタとシャリの両方から挟むようにしましょう。また、寿司をひっくり返すようにしてネタを下にして人差し指と中指で支え、舌の上にネタが来るように口に運ぶのが正しい食べ方といわれています。この掴み方は、醤油に漬けるときシャリを崩さないので見た目にも美しく食べることが出来るのです。
「食べる順番をしっているといいかも。」
俗に、「寿司を食う時は白身に始まって、味の濃いネタで終わる」と言われていますが。これには味の淡白な白身魚は、トロやアナゴなどの味の濃いネタを食べた後では充分に味わうことが出来ないからだという理由があります。
ですが、お寿司は自分の食べたいネタを選ぶのがいいですよ。もし、何を注文していいか分からないときは、是非板前さんに聞いて下さい。お寿司屋さんは、板前さんとのやり取りに味があるんですから。 一つ憶えておくことは、次のネタを食べる前にガリかお茶で舌をリフレッシュさせると、よりネタの味が鮮明になりますよ。
「強い香りは気をつけて。」
お寿司やに行かれるときは、強い香水は厳禁かも。せっかくの新鮮な旬の魚介類の潮の香りが損ないますから。あと、他のお客様にも迷惑になると思います。喫煙も注意しましょうね。
「ネタにお醤油をつけるの?」
お寿司は、ネタとシャリどちらにお醤油をつければいいのでしょうか?正しいお寿司のマナーとしては、ネタにお醤油をつけるのが正しい食べ方です。 ちなみに、ワサビはお寿司のネタの上に一寸のせて食べるのが通の食べ方らしいですが、知っておく程度でもいいですよ。
「お寿司の口への運び方?」
お寿司は、ネタを下向きにして食べるのが実は良しといわれています。新鮮なネタを舌の上で味わうのが美味。